人材発見・評価の難しさ

人を見分ける この人は誠実か?頼りないか?

phg:人を見分ける

採用選考や昇進選考で、信用できる人物かどうかを鑑定するのは大変難しいことです。一般にエントリーシートや面接、心理テストなどで、どれほどの人材が見抜けるものでしょうか。
採用した後で、「明朗活発だと思ったら、とんでもない根暗の意気地なしだった。」などと後悔しても後の祭りです。業績評価(人事考課)の前に人物鑑定(事前評価すなわち人事アセスメント)が大切なのは自明の理です。
SPIやクレペリンテストで正常と判定されたのに、実は自己愛性パーソナリティー障害だった、などというケースも珍しくありません。
先ず、転ばぬ先の杖として、人材アセスの提言をお聞き下さい。

エントリーシートはチョロイ

書き方を教えてくれる人がいる。書き方を教えてくれる本がある。

今の大学生は大学の就職指導部などから、たいてい次のような指導を受けています。

  • エントリーシートですが、母親や友人はアテになりません。信頼できる人にチェックしてもらいなさい。
  • 参考書も色々ありますが、中にはあまり信用できないものがあります。
  • とにかく自分がクソ真面目な考え方であることを楷書でキチンと書くことです。
  • 本当は真面目であろうがなかろうが、どうでも構いません。ひたすら真面目を強調して下さい。
  • 謙遜してはダメです。自信のない書き方はしないで下さい。
  • 依頼があれば添削して差し上げます。

大体、こういった指導を受けますから、書いたものは余り信用されず、丁寧に読まれることもありません。
多くの会社の人事係は平均20時間以内に数百枚のシートを読まなければなりませんから、一人のシートは1分足らずしか時間を割けないのが実情です。裏付け調査も余りできませんから、証明書のない詐称なら幾らでも作れます。

面接は演技で切り抜けられる

明るく元気に見せかければいい。難問は真面目にはぐらかせ。

人事係も人事担当重役も、みな異なる主観の持ち主ですから、当然、評定誤差があります。

  • 「明るく元気」に見せるため、大きな声と笑顔を維持することです。
  • 何度でも模擬面接を受けて練習すればいいのです。
  • 何社か実際に面接を受けることも度胸試しとして有効です。
  • もし難しい質問をされたら「どういうことでしょうか」と逆質問をしたり、「色々な条件を考えませんと・・・」というように時間を稼いだり、様々なテクニックがありますから、参考書などで研究するといいでしょう。
  • 面接の参考書は5冊でも10冊でも、できるだけたくさん読んで、数々の質問を調べるべきです。

このような面接指導を受けている学生が多いのですから、企業側も騙されやすいわけです。

Webテストはなぜダメなのか

いくら安くて手軽でも採用経費のムダ使いになります。

替え玉受験

ネットで自宅から受験すると、他人による「成りすまし受験」ができます。

攻略本

書店には何十種類という攻略本や練習問題集が並んでいます。

模範解答

中高生でも「望ましい正答」の見当がつきます。

練習効果

参考書を何冊か読めば、驚異的にスコアが上がります。

判定尺度

顧客満足、自己実現、競争心、リーダーシップ、補佐力、チームワークの6尺度

→リーダーシップやチームワークは状況次第なので異質のものになりますが、WEBではこれを無視した評価になります。また、自己実現や補佐力は上司次第でかなり変動しますから、これも画一的に見るわけにはいきません。

ストレス度

→ストレスの種類により、ストレスの対処法も違いますから、これを機械的に見るわけにはいきません。

要するに、人の性格を正しく把握できないのです。

心理テストは大抵ごまかせる?

○×式のテストは正解が見抜ける。練習するほどスコアが上がるテストが多い。

大きな本屋さんに行くとSPIの対策本だけでも何十種類もの対策本が並んでいます。大学の就職部でも何冊か練習することを奨めています。実際に5冊とか10冊、練習すると必ず点数が上がります。練習するたびにスコアが上がるようなテストは、信頼性が低いのです。

特に質問紙方式のテストでは練習すればするほど、模範解答が分かってきますから、できるだけ明朗活発で真面目に粘り強く、責任感の強い人物像をイメージして、「正解」に近づけば良いのです。後でメッキがはがれても仕方ありません。
用心すべきは「強制選択」式テストですが、これとて恐れるに足りません。決して本音は出さず、ひたすら「明るくて行動力のある、忍耐強い性格」を演技しましょう。そうすると安易な分類で、○○型、××型と機械的にレッテルを貼ってくれます。

ざっとこんな調子で、根暗な人も、自信欠如の人も、唯我独尊の人も、みな模範社員の卵になれます。 市販の心理テストの多くがこういったものです。人事費用の浪費です。

どうやって見抜くのか

  • 自己申告(エントリーシート)は当てにならない。
    → 自惚れや演技力が売り物
  • 面接は騙されやすい。
    → 面接官の主観(評定誤差)に左右される
  • 筆記試験では一部分しか判らない。
  • 心理テストは信頼性の低いものが多い。
    → 安かろう悪かろう(練習次第で得点が上がる)

そこで人材アセス式文章完成ツール(JASCT)
JASCTなら、練習もできませんから、本人のホンネ、素顔が分かります。

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